Top Message
~私たちの未来~
豊かな食生活のため、
会社を、業界を、国境を越えた
リーダーシップを発揮する。
代表取締役社長 小泉 豊
機能・提案型食料商社として、川上から川下までをカバー
双日食料は1983年、日商岩井食料販売株式会社としてスタートしました。以来40年の間、社会環境や市場のニーズは時代とともに変化を続け、当社もそれに柔軟に対応することで成長を続けてきました。
現在当社を取り囲む食糧事情は、かつてないほどドラスティックなものとなっています。世界的な人口爆発に伴う食糧需要の急増は、安心・安定的な食の確保を困難にしています。実際に日本が食糧の獲得競争において新興国に買い負ける事態も増えてきました。さらに長引くウクライナ紛争は食糧の生産や物流に混乱をもたらし、未来の食糧確保への懸念をもたらしています。
双日食料はこのような世界的な逆風を“順風”に変えようとしています。例えば食糧の“日本回帰”のトレンドを敏感にキャッチし、新たなビジネスチャンスを創造しています。外食事業を展開するロイヤルホールディングスや流通大手イオングループとの提携強化、グループ会社であるマリンフーズやミートワンによる商品開発などコンシューマー市場に新たな商材を続々と送り出しています。調達から製造、物流、販売までをワンストップで手がける機能・提案型食料商社である当社。その強み活かし、マーケットインの発想で市場のニーズにこたえ続けていきます。
双日食料が目指す未来へ
双日食料は双日グループ内の中核企業として長らく位置づけられています。しかし、その地位に甘んじず、今後次のような挑戦を続けていきます。
1つ目は、双日グループ内で“圧倒的な収益力No.1”を目指します。近年商社はトレードから事業投資へと軸足を移しているとされますが、商社ビジネスの基本はあくまでトレード。その地盤が盤石であってこそ投資が実を結ぶのです。今後は積極的な投資を常に視野に入れつつ、グローバルトレードにもより一層磨きをかけていきます。
2点目が、”人材の育成”です。私は“人こそが最大かつ最も重要な資産”だと考えています。その点、社員全員がレベルアップすべく、階層別の能力開発強化につながる研修を積極的に導入します。若手から管理職まで、スキル開発を積極的に推進する所存です。また「海外トレーニー制度」も当社ビジネスに直結するようなより実践的なものとし、その機会も増やしていきたいと思います。これから入社する皆様には、日本で、世界で、双日食料で活躍し続けられるような最高の環境をお約束いたします。
3点目が、“共創の推進”です。ロイヤルホールディングス、マリンフーズやイオングループとの連携に代表されるように、今後も内外を問わず有力な取引先との提携を進め、新たなシナジーを生み出していく方針です。また、植物性蛋白質を使った代替肉の開発にもパートナー協力のもとで参入しました。業界や業態の垣根を超えて共創を進めていくことで、未だかつてなかった新たな価値を生み出していきます。
オールジャパンで世界と闘うために
私がこれから入社される皆さんに期待することは、3点あります。
1点目は、“将来の自分のあるべき姿を描いて欲しい”ということです。10年、20年、更には30年後の自分がどんな商社パーソンでありたいのかを描ければ、そこから逆算し、今あるいは明日から「何をすべきか」を考えて目標を掲げることができます。皆さんにはぜひ双日食料という大きな舞台で“なりたい自分”を実現するために、一体何にチャレンジしたいのかを考えて欲しいと思います。
2点目は、“察知力”を磨いて欲しいということ。“察知力”を磨くためのトレーニングとして、常に相手の気持ち、立場に立って「なぜ?」「どうして?」という視点を持つことが重要です。相手が「本当はどうして欲しいのか?」と考えられるようになれば、おのずと本質的な解答に近づくことができます。“察知力”を磨き、「この人と仕事ができてよかった」「またこの人と仕事がしたい」と言ってもらえるような商社パーソンを目指してください。皆さんの“察知力”は将来、お客様、チーム、そして未来の自分を豊かにする最大の武器となり、双日食料のビジネスを展開していく上で欠かせない力となるでしょう。
そして3点目が、“聞きまくる”ことです。若手のうちは知らないことばかりであるのが当たり前。知らないということは、“成長のポテンシャルも無限大”だということ。聞かざるは罪なのです。ぜひ知らないことは遠慮せずに聞きまくることを心がけてください。
私は冒頭、世界の食糧情勢の中で日本は厳しい状況になりつつあると申し上げました。ならば、これからは日本の企業が手と手を取り合い、オールジャパンのチームとなって世界と闘わなくてはなりません。当社はそんな企業間を超えた新しい挑戦においてリーダーシップを発揮していく覚悟です。未来のために、このミッションに一緒にチャレンジしてくださる方を心よりお待ちしています。
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